アニメ「ヒロインたるもの!~嫌われヒロインと内緒のお仕事~」の作中楽曲と歌詞紹介
日本のクリエイターユニット『HoneyWorks』の楽曲を原作とするアニメ「ヒロインたるもの!~嫌われヒロインと内緒のお仕事~」が2022年4月から放送されました。
個人的に使われている楽曲効果でこのアニメを楽しむことができたので、この記事では作中に登場する『HoneyWorks』の楽曲を紹介したいと思います。
『HoneyWorks』とは?
HoneyWorks(ハニーワークス)通称・ハニワは、日本のクリエイターユニットで、2010年からニコニコ動画、YouTubeなどの動画投稿サイトで活動をしています。投稿内容は自作の楽曲とキャラクターイラストが中心となっており、オリジナル性の高い作品を配信しています。
HoneyWorksの楽曲は男女それぞれの目線から描いたピュアな歌詞が特徴的で、その楽曲を原作として小説化やアニメ化も行われています。その他にもテレビアニメの主題歌を手掛けるなど人気を集め、ライブツアーを行うなど活動の幅が広がっているグループです。
アニメ「ヒロインたるもの!」オープニング曲
『ジュリエッタ / LIP×LIP』
全力な君が可愛い 一緒に歌う姿が可愛い
泣いちゃう君も可愛い 応援くれる笑顔が可愛い
会いに来てくれてありがとう 名前を呼んでくれてありがとう
(参照:『ジュリエッタ / LIP×LIP』歌詞より)
アニメ「ヒロインたるもの!」でのメインキャラクター『LIP×LIP』が歌うオープニング曲です。アニメの後半で、『LIP×LIP』がファンに対して感じた気持ちとリンクするような歌詞とキラキラな音楽がオープニングからアニメの世界観に引き込んでくれます。
アニメ「ヒロインたるもの!」 エンディング曲
アニメ「ヒロインたるもの!」はエンディング曲と歌い手が話によって違う特殊なアニメでした。同じ楽曲でも歌い手によって印象も異なり、声優さんの歌い方からキャラクターの味がでていて、毎話エンディングが楽しみになったので紹介します。
メインエンディング曲『東京サニーパーティー / HoneyWorks』
アニメの主人公・涼海ひより(CV.水瀬いのり)と、ひよりの友人・服部樹里(CV.佐倉綾音)と中村千鶴(CV.早見沙織)が歌うエンディング曲です。3人それぞれの高校生活に対する思いが歌われていて、歌声もキャラクターそのままです。歌詞にも歌声にもキャラクターの個性が表れているので、楽しい気持ちでアニメを見終わることができます。
第6話 エンディング曲『可愛くなりたい / HoneyWorks』
誰だって可愛く変わりたいんだ 知らない顔しても意識し合ってる
背伸びしたメイク ドキドキだけど
気づいてくれなきゃダメなんだから
(参照:『可愛くなりたい / HoneyWorks』歌詞より)
アニメでは主人公・涼海ひより(CV.水瀬いのり)とひよりの陸上部の先輩である瀬戸口雛(CV.麻倉もも)が歌っています。恋をする女の子の気持ちを細かく表現した曲で、すごくかわいいです。好きな人ができておしゃれにメイクに頑張る女の子のイラストも、その気持ちが素直に表れている歌詞も聴いているとキュンってなります。
第8話 エンディング曲『ロメオ / HoneyWorks』
初めましてお嬢さん 西の国から 愛の為に貴女に会いに来ました
急な話ですがどうか驚かないで
僕のお姫様にね なってください
(参照:『ロメオ / HoneyWorks』歌詞より)
この曲は『LIP×LIP』が原曲でアニメでは桜丘高校の2年生の榎本虎太朗(CV.花江夏樹)と柴崎健(CV.江口拓也)が歌っています。虎太朗と健は作中で同級生の女の子にそれぞれ恋をしていて、二人の王子様が自分のお姫様に語り掛けるようなこの曲がイラストと相まってぴったりでした。一途でまっすぐな高校生の男の子が可愛いです。
第10話 エンディング曲『夢ファンファーレ / HoneyWorks』
アニメではアイドル姉妹・成海聖奈(CV.雨宮天)と成海萌奈(CV.夏川椎菜)が歌っている、『LIP×LIP』原曲の楽曲です。夢見る人たちの背中を押すような歌詞で、アイドルとして活動している二人が自分自身を鼓舞するようなエンディングに聴こえます。とてもいい曲なので原曲もぜひ聴いてほしいです!
第12話 エンディング曲『ヒロイン育成計画 / HoneyWorks』
アニメでは主人公・涼海ひより(CV.水瀬いのり)とひよりの友人・服部樹里(CV.佐倉綾音)と中村千鶴(CV.早見沙織)が歌っています。まさにアニメをそのまま歌にしました!って感じの曲です。アニメに実際に登場するシーンがMVにも使われていて、アニメ視聴後にMVを見ると2倍楽しめます。
アニメ「ヒロインたるもの!」 挿入歌
アニメ「ヒロインたるもの!」は、アイドルを題材としているので作中にもたくさんの音楽が流れてきます。アニメ自体が音楽や歌詞にも意味を持たせた構成のストーリーになっているので、ここではアニメのメインである『LIP×LIP』の挿入歌を紹介します。
第1・5・8・12話 挿入歌『ロメオ / LIP×LIP (HoneyWorks)』
『LIP×LIP』の代表曲です。二人を「西の王子と東の王子」と比喩していて、ファンであるジュリエッタに向けたアイドルらしい楽曲になっています。あまり歌を歌う印象のない声優さんがキラキラな曲を歌っているのもこの曲の魅力です!
第3・4話 挿入歌『ノンファンタジー / LIP×LIP (HoneyWorks)』
アニメではこの曲のPVを撮影するシーンで流れ、『ノンファンタジー』という曲目も登場していました。作中では主人公のひよりが嫌がらせにあって、『LIP×LIP』のふたりがひよりを励ます場面がありましたが、このMVとすごくマッチしていてよい。
第5・9話 挿入歌『夢ファンファーレ / LIP×LIP (HoneyWorks)』
辺りは同じ色 違う色は指をさされていた
怖くて隠してた 同じ色になりかけていた
君の色が綺麗でたった一つので 世界彩っている花みたいで
(参照:『夢ファンファーレ / LIP×LIP (HoneyWorks)』歌詞より)
この曲、歌詞が良すぎ大好きです。キラキラなアイドルっぽい曲だけど、ものすごく元気をもらえて背中を押してもらえる曲です。自分の道を進んでいい、自分の夢を楽しめ!って応援してくれて、アニメでひよりを励ますために二人が歌った時には、少し泣きそうになりました。『LIP×LIP』の楽曲の中でもおすすめの曲です。
第5話 挿入歌『必要不可欠 / LIP×LIP (HoneyWorks)』
この曲は爽快感があって、テンポ感もよくすごく聞きやすい曲です。他のアイドルっぽいキラキラな楽曲とは少し差別化されたかっこいい曲調で、『LIP×LIP』の新しい色を見られる曲だと思います。MVのイラストも美しくて、聴くほどハマる曲です。
第9話 挿入歌『青へ / LIP×LIP (HoneyWorks)』
爽やかすぎるこの曲は『LIP×LIP』の男子高校生!って感じが表れていて夏に聴くと走り出したくなります。アニメが放送された時点では比較的新しく、まさか作中で流れてくるとは思いませんでした。サビの疾走感と、Cメロの静かに歌い上げる部分がメリハリがあって個人的に好きです。
第12話 挿入歌『やっぱ最強 / LIP×LIP (HoneyWorks)』
アニメ「ヒロインたるもの!」の最後のタイトルが『大好きってやっぱ最強!』だったのですが、まさにこの曲のことでした!曲名に合わせたタイトルと、それに合ったストーリー構成がされていて、ファンとしてはアニメの最終話でテンションがあがる最高の瞬間でした。
まとめ
アニメ「ヒロインたるもの!~嫌われヒロインと内緒のお仕事~」で使われている作中楽曲を紹介してきました。
アニメと曲の内容、そしてMVまでもがリンクしていて、そのつながりを知ると更に楽曲もアニメも楽しむことができるので、HoneyWorksファンやアニメ「ヒロインたるもの!」を視聴した方はぜひ、曲にも注目してもらえたらと思います!
様々な視点から何度も楽しめる作品は、味があっていいですね!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました ^^
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